家のカレーが苦手。という話
家のカレーが苦手。
食べられなくはない。でもなんとなく避けてしまう。 家族がカレーを食べているとき、私だけ別メニューにする。
ずっと無意識にそうしていたのを、数年前にやっと気づいた。
9歳のとき、母がカレーの作り置きをして原付で仕事に出かけた。
当時は片親だった。
母はいつも忙しくて、それでも休日は必ずどこかへ連れて行ってくれた記憶がある。
その日も普通の一日のつもりだった。
「いつもより遅いな~」
そう思いながら呑気に眠りについた。
すると、夜中に血相を変えた祖父母がやってきた。 動転していて何がなんだかわからないまま病院へ。
そこにいたのは母だった。 交通事故。
朝になったら、やっぱり母はいなくて。 放心した祖父母だけがいた。
もう人生の1/3以上こうだから「大変だったね」と言ってしまえばそれまでで。
居ないものはどうしようもないし、なんとかやってきた。 むしろ受け止めたから次に進めたんだと思う。
すべて自分の糧だと思ってる。
5月6日。
今日は、その母の命日。
母の人生は、今の私よりも短い。
この時期になるとよく考えるけど、なんとも言えない気持ちになる。
悲しいとも違くて。ちょっとだけ重たい何かがある。
正直なところ、私のゴールはずっと母が他界した『39歳』だったので、この先のことも子どもとの向き合い方もずっと手探りしながら生きている状況。
そして、いつ終わりがくるかなんてほんとに誰にもわからないのは実体験で分かってる。
だから私は子どもには最悪自分がいなくなっても大丈夫な強さを持ってほしいと思って生活している。 自分自身も、目の前のことから目を背けずにいようと思う。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
ときおりこうやって深く考えたり、足踏みすることもありますが、地に足をつけてこの先も歩んでいこうと思います。


